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2014-06-29

まさかの友達!

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こんばんは、ユウショウタです。
仮面ライダー好きのみなさんはスマホのアプリで「仮面ライダー ブレイクジョーカー(以下BJ)」というのがあることをご存知でしょうか?
自分はそのアプリをダウンロードし、プレイしています。

なんでそれをやろうと思ったのかと言えば、ぼくの大好きな作品「仮面ライダー剣」の主役を演じた椿隆之さんがやっていたからなんですよ。

で、やってみると、仮面ライダー版ブラックジャック(トランプのほう。手塚さんのではない)でなかなか面白かったんですよね。
で、Twitterでも椿さんをフォローしていて、どういう経緯だったのかは忘れましたが、BJでの椿さんのIDがわかり、早速友達申請をしてみたんですよ。これをやったのが、数カ月前です。



そして、今日。
偶然BJを開いたら、ななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななななな
なんと!


椿さんと友達になっていた!!!


今日一番に嬉しかった出来事でした!
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2014-06-27

【3rd Card】出口なき迷路【STRUGGLE】

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前回の話→【2nd Card】守護者の役割(後編)【STRUGGLE】


モンスターの存在を察知した剣一は現場へ向かう。そこで襲われかけていた人を助け出すも、モンスターの分身能力によって劣勢を強いられてしまう。新たなる守護者、金澤絢十が現れたことによって窮地の逃れた剣一だったが、守護者の役割が自分だけのものではなかったことに内心動揺する。




 自分だけの役割が欲しい。そう思っていたとき、おれに与えられたのが守護者の役割だった。もちろん最初は信じられなかったし、その重さに迷いを感じてはいたが、心のどこかでは待ち望んでいたことが実現したと思い、嬉しかった。それは否定しない。しかし、おれが求めていた役割というのは、おれにしかできないものだ。他の誰かにできるものなら、別におれがやる必要なんてない。それがおれの考え方。
 絢十も同じ役割を与えられたことを知ったとき、頼もしく思ったのと同時に衝撃のほうが大きかった。もしこれが絢十ではない他の誰かであったならば、まだそこまで気にしなかったのかもしれないが、相手がやつとなれば話は別なのだ。おれはあいつになにかで勝てたためしがない。だからといってこの役割においても絢十に負けるかどうかはわからないが、自信がわいてこないのはたしかである。
 そんなことを考えながら、夜の道を歩いていた。

 数時間前。
 エルーから、絢十はモンスターや古代世界についての一通りの説明を受けた。
「話はわかったか」
「まあ、大体は。ただいきなり役割がどうこう言われても実感わかないけどな。それでもやるしかないだろ。ならやるよ、木崎がやるんなら」
 おれはこの絢十の発言に違和感を覚えずにはいられなかった。中学時代の絢十は果たしていまみたいに熱いことを言う人間だったであろうか、いや、違う。おれが絢十への捉え方を間違っていなければ、絢十は自分が損だと思ったことを徹底的に嫌う人間だったはずなのだ。しかしながら、守護者の役割は明らかに損なものだというのに、あいつは受け入れようとしているではないか。不思議で仕方がない。あいつになにがあったのだろう。
「どうした、高校に入ってなにか変わったのか?」
「ああ、まあな。木崎といた中学の頃が楽しかったなあって最近思うんだよ」
 人は、そう長くない月日で変わるものなのだなと感じた瞬間だった。
「変なの。お前、そういうキャラじゃないだろ」
 おれたちは、つい二年前まで中学生だったのに、おれの知っているあいつは変わっていた。
「高校に行って気づくこともあるんだよ」
 そう言う絢十に、おれは笑って小突いた。以前に比べて、自然な形で接していると感じられた。
「モンスターを倒すの、お互い頑張ろうな」
 別れ際に絢十が言った。こんなふうに言ってくることも、中学ではあまりなかった。
「ああ、頑張ろう」
 絢十とならモンスターを倒せる。根拠のない自信を持てた。
「それと、あの子。しっかりと守れよ」
 余計なことを最後に言ってきた。

 現在。
 だが一人で歩きながら考えていて、どうも自分の考えは甘えにしか思えなくなってきた。絢十がいればモンスターを倒せる、なんてそれはあいつの力を頼っているということだ。つまり自分一人では役割を果たすことができないということではないだろうか。
 とは思うものの、この役割は自分一人だけではとてつもなく辛いものだ。もし絢十がいなければ、おれ一人で、すべての人間を守るためにモンスターへ挑まなければならなかった。
 守護者の役割は自分の役割である。しかし、自分だけの役割ではない。そのことがおれから自信を奪っていく。おれはあいつに勝てたことはない。だからこの役割においても、おれは勝てる気がしない。もちろん勝ち負けの次元の話ではないし、そんなことはやってみなければわからないが、今日の分身モンスターとの戦いで、おれの活躍とあいつの活躍を比較すればわかるだろう。要は気持ちの問題なのだ。
 本当におれはこの役割を全うできるのだろうか。それに見合うだけの器を持っているのだろうか。
 考えても納得のいく答えは見つからないかもしれない。だとしてもどうしても一人で考えたかった。
 周囲を見る。すでに空は暗い。そろそろ家に帰らないと晩飯の支度が間に合わなくなってしまう。今日からは自分一人の飯を作ればいい、というわけにもいかないのだから。
 家からそう遠くないところを歩いていたのですぐに着いた。ドアを開けてなかに入る。
「ただいま」
 普段の我が家とは違って、返ってくる言葉があった。
「おかえりなさい、けんいちさん」
 わざわざ出迎えてくれる古代人。帰ってくる場所があるとはこういうことを指すのだろうか。
「どうかしましたか?」
「……なんでもない」
 真っ先に台所へ向かうことにした。さて、人に食べさせられるもので、おれになにが作れたかな。
「けんいちさん、ご飯の支度ですか?」
「ああ」
「でも右手、怪我されているんじゃ……」
「あ」
 すっかり忘れていた。忘れていたということはそれほど重傷でもないということだろうか。そんな馬鹿な。あれほど痛かったというのに。しかし触ってみると痛みは随分と弱まっていた。
「手伝いますよ」
 さすがに、私が作りますよ、とは言わなかったか。古代の料理をここで作れるのかはわからないが、言われたらどうしようか一瞬悩んだ。
「痛みはもうほとんどない。おれ一人で大丈夫だ」
「そうですか? でも現代の料理の作り方も見ておきたいです」
 興味が出るのは自然なことだろう。ここまで素直に好奇心を出されては、隠してしまうのが罪という気さえしてくる。見せるほどの料理はできないが、現代のものであれば、古代人からしてみればどれも変わりはしないか。
「そこで見てろ」
「はい」
 そばに人がいるというのは、なかなか慣れないものだ。それに加えて、慣れない料理をするのだから動きはさらにぎこちないものになってしまう。勘弁してくれよ。
 この古代人は現代の世界にとっての希望。こいつがいなければ、おれたちがモンスターを倒しても意味はない。
 おれの役割は人間を守ることだが、それをやりつつ、こいつも守らなければならない。どちらか一方を選ばなければならなくなったとき、おれはどちらを選ぶのだろうか。






次の話→【4th Card】狙われた街【STRUGGLE】
2014-06-26

盛り上がるからこそ

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こんばんは、ユウショウタです。

ただいま、ストラグルは順調に書き進んでおります。個人的に最も盛り上がっている部分だと思っております。
そのせいか、勢いのまま文章を書いてしまっていて、少しばかり落ち着いて読み直さなければいけないと感じています。
盛り上がっている展開だからこそ、慎重にならなければ読者も盛り上がってくれないのではないかと思うのです。

難しい。
2014-06-23

だいぶ回復

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こんばんは、ユウショウタです。

昨日はブログを更新してからどうも風邪にしては気持ち悪いなと思い、熱を計ってみたら37度以上ありました(細かい数字は忘れました)。
ええ、人によっては大したことのない体温と思うかもしれませんね。ですが自分にしてみれば立っているのも難しい体温でした。
本当、よくドイツ語検定を受けに行けたものだと思います。
多分、正確な体温を知らないまま、ただの風邪だと思っていたからではないでしょうか。思い込みの力というやつですか。まあ、検定を受けながら、おかしいな、とは感じていたのですが……。

今日は大学を休んで家で寝ていたら、大分楽になりました。昨日の苦しさはどこへ消えたのやら。
それでさっき、再び体温計で計ってみたら、35度台にまで下がっていました。
ここで一つ予想できます。

ぼく、基本的な体温が低いんじゃないでしょうか。
だから37度でも、死にそうなくらい(誇大表現……?)苦しむのではないかと思います。

そういえば、以前やっていたバイト先で、37度の熱で休んだことを店主に話したら、「37度くらいで休むんじゃないよ。せめて38度行ってからにしろ」と言われたことがありました。


社会って厳しいですね。




ストラグルはこちら!

2014-06-22

【2nd Card】守護者の役割(後編)【STRUGGLE】

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前回の話→【2nd Card】守護者の役割(前編)【STRUGGLE】

守護者の役割を与えられた木崎剣一は、ついに自分にしかできない役割を与えられたことに内心舞い上がる。また、その役割を全うするために力のない普久原雅志と伊部里花を家に帰す。そして、剣一と古代人エルーはモンスター探しに出るのであった。




 なにか妙な感覚がした。これはこの古代人がモンスターに襲われていることを察知したあの感じと似ている。いま、誰かがモンスターに狙われている。おれにはそれがわかる。わかってしまったからにはじっとしてなどいられなかった。それからのおれの行動は実に早いものだ。まるでどこへ向かえばよいのかわかっているかのように、おれの足は自然と、そして速く動いていた。この速さ、明らかに世界記録を超えている。これらの特別ななにかは、すべて守護者の力のおかげだろうか。だとしたら、凄い。凄すぎる。
 また、エルーの足の速さも驚くべきものだった。守護者の力で肉体強化されたと思われるおれの走りに、なんとかではあるが遅れることなくついてきている。古代人は自動車を使わなかったぶん、健脚なのだろうか。現代人が見習わなければならない。
 辿り着いた場所では、モンスターがまさに人を襲おうとしていた。頭は硬そうな兜のようなもので覆われていて、その奥には黄色く光る目がある。身体は人間のそれに近い。しかし、このモンスターも先ほどの逃がしてしまったやつとは別個体だった。それならそれで、こいつを倒すまでだ。
「あのモンスターは二体に分身します。気をつけてください」
「了解」
 モンスターに横から体当たりして人への危害を防ぐ。間に合った。
「逃げろ」
 とにかく人を逃がす。モンスターがこちらを見てくる。標的はすっかりおれとなってしまった。実に単純でとても助かる。
 よし、ならやりますか。刀よ、来い。
 おれの右手に守護者の刀が握られる。それに応じるかのように、モンスターも武器をその手に掴む。やつの武器は剣だ。刀と剣の戦いか。さっきも同じ戦闘だったな。
 モンスターは剣を振り下ろしてくる。その攻撃をかわし、距離を置いた。
 やつの能力は分身。発動される前にカードへ戻さなければならない。そのためには、黒いカードを使う必要があった。あれは必殺技の発動条件なのだ。しかし、すぐに出てはくれない。発動条件を導く条件をおれはまだ知らなかった。なんということだ。
 考えていたらモンスターがその能力を発動してきた。二体に増えたモンスターは遠慮なんてなしで攻撃してくる。防ぐよりも避けることに意識を置いた。ふと考えが頭に思い浮かんだ。
 もしかすると、黒のカードは使えなくても、倒したモンスターのカードは使えるのではないだろうか。
「おい、さっき還元したカード、あれ貸してくれ!」
 攻撃をかわしながら声を大にして言った。
「で、でも! この状況で手渡すのは難しいのでは……」
「投げていいから!」
 こんな状況で手渡しなんてできるかい。そして漫才なんてもっとできるかい。
「わかりました。えい!」
 彼女が投げたカードをおれは受け取る。青のカード、これを使ってみるか。人を傷つけるためにその力を使うわけではないのだから、モンスターは生まれない……はず。理論的には間違っていない。それでも生まれたなら、生まれたときにまた考えることにしよう。
 このカードの能力は生物以外のものをコピーすること。ならコピーの対象は、おれの刀だ。発動。一瞬、力が抜けたような気がした。一体なんだろう。よくわからないが、青のカードは光に包まれ、刀へと変化する。これで二刀流だ。
「けんいちさん、そのカードで敵の能力を模写することもできるんですよ!」
「はあ? それを先に言ってよ!」
「すみません」
 しかし過ぎてしまったことは仕方がないので、おれは二刀流でどうにか戦うことにする。二体のモンスターからの同時攻撃を、こちらは二本の刀で防いで押し返した。一体はすぐに反撃してくるが、もう一体は様子をうかがっているようだ。一本で敵の反撃を防ぎ、もう一本でこちらが攻撃する。一体は倒れた。しかしその直後にもう一体からの、剣による攻撃でおれの右手を狙われてしまい、コピーではない、本物の刀を落とすこととなる。剣で攻撃されたのにも関わらず、手が切断されなかったことは不幸中の幸いだが、痛みは尋常ではなかった。この様子だとしばらくの間は使えない。
 モンスターから離れてから左手にあるコピーの刀を捨てた。本物の刀が手元に戻ってくることを念じ、再び手に刀が握られる。これはあくまで気持ちの問題だから実際のところはわからないが、コピーした刀よりも本物の刀のほうが強いと思えたのだ。
 だからといって、二体の敵による同時攻撃を左手に持った刀だけで防げるはずもなく、攻撃は見事におれの身体へとヒットした。地面に叩き付けられた衝撃のせいで、前も後ろも関係なく痛みが走る。
 起き上がらないとまずいのは重々承知。しかし痛みのせいで阻まれる。このままでは殺されてしまう。おれには守護者の役割など向いていなかったということなのか。おれにはできないことなのだろうか。それともモンスターが強過ぎただけなのか。だが、古代の人々はやつらを封印することに成功した。くそ、なんて守護者だ。人間を守れずに死ぬなんて。
 おれは立ち上がった。痛みが消えたわけではないが、それでも立ち上がるしかなかった。刀を構えたまま、古代人に尋ねる。
「モンスターはあと何体いる?」
「……二十はいます」
 二十も、か。しかもそれより多い可能性があるときてる。なおさら倒れている場合ではなかった。
 二体同時に攻めてくるからこの状況はよくないのだ。ならば一体ずつ攻めてくる状況を作ればいい。そういえばそんなことを、以前に教わった気がする。誰が教えてくれたのかも覚えている。いまはどうでもいいことだけど。
 おれはひとまず相手に背中を向けた。古代人のいない方向へ逃げる。モンスターは迷うことなく追って来た。目指すは狭い路地だ。そこへ逃げ込めば、敵が二体同時に入ることはできない。地元という特性もあり、すぐにちょうどいい路地を見つけることができた。
 入って振り返ると、やはりやつらは縦一列で追ってきていた。狙い通り。まずは先頭にいるやつに、刀を振り下ろす。いきなりの攻撃でそいつは足を止めるが、その後ろのやつがぶつかってくる。バランスを崩した先頭のモンスターはおれの攻撃を食らってくれた。手応えあり。透かさずもう一体のモンスターに、跳んで攻撃。二体とも倒れた。
 路地から出ると、エルーが来ていた。
「怪我は大丈夫ですか?」
「そんなわけあるか。凄く痛いんだぞ」
 強がるのが男だろうか。そんな決まりがあったとしても、知ったことではないが。
「モンスターの能力を知ってるなら、対抗策とかはないのか?」
「すみません、すぐには出てきませんでした」
 ううむ、悩ましい。次に期待しておこうか。
 モンスターが路地から二体とも出てくる。古代人を下がらせる。もう路地作戦は使えない。早く来い、黒のカード。しかし、それでもカードは現れなかった。
 そのとき、モンスターに光の弾が直撃し、二体とも倒れた。弾が来たのはおれの後ろ側。そちらを見ると、立っていたのは同い年の男。おれに一対多数の戦い方を教えた張本人。
 その名は、金澤絢十。初対面の人間からは「けんと」ではなく、「あやと」と読まれてしまうのがお決まりだった。
 絢十は、容姿端麗、頭脳明晰、中学や高校での定番スポーツならほぼ万能と、まるで人生の勝ち組であるかのような人間だ。やつとは中学よりの、こう言ってはなんだが、親友である。中学を卒業してからはそれぞれが違う進路に行き、最近ではあまり連絡を取っていなかった。あいつはたしか、東高校に通っているはずだ。
 そんなあいつの手には金色の銃が握られている。あいつを見た瞬間から感じてはいたのだがそれを目の当たりにしていっそう現実味を増した。彼もおれと同く、守護者の得物に選ばれた人間なのだ。
 役割は、おれだけのものではなかった。
「木崎、大丈夫か」
 絢十が駆け寄ってくる。おれは右手に目を向けて答えた。
「ちょっと大丈夫じゃない」
「大丈夫そうだな。こいつらはなんなんだよ」
「古代の封印から解放されたモンスター、だとさ」
 さて、彼は突然こんなことを言われて信じるのだろうか。まあ、目の当たりにしているから疑うこともないと思うが。
「とりあえず倒せばいいんだな」
 銃を構えた。まさかもう信じたのか。少しくらい疑わないのか。と思ったが違った。モンスターがこちらに向かってきていたのだ。すぐさま銃で二体を撃つ。すると彼の手に黒のカードが現れた。カードが出た直後は戸惑いを感じているみたいだったが、なにかを察したのだろう。迫ってくるモンスターにそれをかざした。
 銃口から、映画やアニメなどで見られるビーム、あるいは光線が放たれる。雅志に倣って名前をつけたほうがいいだろうか。敵にとっては最後の一発ということで【ラストシューティング】と名づけよう。
モンスターは分身共々それを食らうこととなった。分身は消滅し、モンスターは青く発光し始めた。還元の合図だ。数秒でモンスターは青のカードとなった。
「おい、なにがあった」
 黒のカードを使うと意識が飛ぶのは絢十も同じだった。
「お前がモンスターを倒したんだよ」
「じゃあ、もうこれで一件落着ってこと?」
「まだ別のモンスターがいるから、そいつらをカードに戻すまでおれたちは戦わなくちゃいけない」
「役割っていうのは本当なんだな」
 絢十はカードのところまで歩いていき、それを拾い上げる。絢十も謎の声を聞いたようだ。
「これはどうすればいい?」
 尋ねてられたが、おれには答えられない。仕方がないので古代人へ目を向ける。
「封印は最後にまとめて行います。本来なら私が管理しますが、持っていても構いません。ただくれぐれも悪用しないでくださいね」
「なら絢十が持ってなよ。それ、戦いでも使えるみたいだから」
「おう」
 懐にカードをしまい込む。
「なあ、さっきのカード、おれも持っていていいか?」
 いちいち戦闘中に古代人の手を借りるのはよくないだろう。古代人は、いつの間にか拾ってくれていた青のカードをおれに手渡してくれた。
「で、あの子誰」
 絢十が小声で尋ねてきた。めざといやつだ。
「古代人だよ。モンスター封印の役割を担う」
「へえ、すげえ」
「あの、お取り込み中のところ申し訳ないのですが、私は、けんいちさんのお家に泊まらせてもらうということでよろしいんでしょうか?」
 この女に対して、おれは侮れないやつだという印象を持った。そうかと思えば、ちょっと物足りないところもあり、よくわからないやつというのが現在の正直な感想だ。そしていまのこの発言、絢十にとっては充分すぎる笑い話だ。その質問、いまでなければいけないのか?
 おれは拒否しない、本来ならば。やつには頼れる親戚も、知り合いも、友人も、なにもかもいないのだから、泊めてやるのが世の情けというものだ。しかしこの状況で、しかも金澤絢十の前で、それを言うのは完全に失敗だろう。なぜいまその質問をしたのだ、古代人よ。
「頑張れよ」
 なに言ってやがる、ふざけんな。




次の話→【3rd Card】出口なき迷路【STRUGGLE】

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